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カラーベスト(コロニアル)に苔や藻が発生する原因|放置すると危険な理由と対策

2026.09.14 (Mon) 更新

カラーベスト(コロニアル)に苔や藻が発生する原因|放置すると危険な理由と対策

目次

  1. カラーベスト・コロニアルとは — スレート屋根の基本
  2. 苔や藻が発生する原因 — 湿気・日当たり・経年劣化
  3. 放置すると起こる危険性 — 吸水→劣化→雨漏りリスク
  4. 正しいメンテナンス方法 — 洗浄・塗装・早期点検

メタディスクリプション

カラーベスト・コロニアル屋根に苔や藻が生える原因とは?北九州の実際の住宅写真をもとに、湿気・日当たり・塗膜劣化との関係、放置した場合の注意点、洗浄・塗装・補修の正しい判断方法を専門店が解説します。

※情報基準日:2026年9月。屋根材の種類、製造年代、既存塗膜、下地、防水層、劣化状況によって適切な工事方法は異なります。

北九州市の皆様、こんにちは😊

創業65、施工実績13000件

北九州市の外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修専門店【塗り替えステーション】|(株)志水です!

北九州市小倉北区、小倉南区、門司区を中心とする、北九州市全域に向け、安くて高品質の外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修工事をご提供いたします♪

「屋根に緑色や黄色っぽいものが付いている」

「苔が出たら、もう屋根塗装をした方がいい?」

「苔を高圧洗浄で落とせば大丈夫?」

というご相談をいただくことがあります。

今回掲載する3枚は、実際の住宅で確認したスレート屋根の写真です。

写真を見ると、屋根材表面に黄色から緑褐色の付着物が広がり、表面の色あせや汚れも確認できます。

ただし、写真だけを見て「苔だから今すぐ塗装」「このままでは雨漏りする」と断定するのは適切ではありません。

大切なのは、

なぜ付着物が発生しているのか。

塗膜だけの問題なのか。

屋根材そのものは健全なのか。

下地や板金には問題がないのか。

を順番に確認することです。

塗り替えステーションが大切にしているのは、

「塗って隠すのではなく、直してから守る。」

という考え方です。


1. カラーベスト・コロニアルとは — スレート屋根の基本

カラーベストは、ケイミューが展開している平形屋根用スレートのシリーズです。現在も「コロニアルグラッサ」「コロニアルクァッド」などが商品として展開されており、コロニアルクァッドはメーカー仕様上「平形屋根用スレート」とされています。

一般住宅では薄い板状の屋根材を下から順番に重ねて施工しています。

ここで覚えていただきたいのは、屋根は表面のスレートだけで雨水を完全に防いでいるわけではないということです。

一般的には、

屋根材



下葺材・ルーフィング



野地板などの屋根下地

という複数の層で住宅を雨から守っています。

そのため、表面に苔があるだけで「雨漏りしている」とは言えません。

一方で、表面の劣化を放置してよいという意味でもありません。

【現場写真①】苔・藻状の付着物と板金の錆を同時に確認

写真タイトル:実際のスレート屋根で確認した表面劣化

写真キャプション:

実際の現場写真です。スレート表面には黄色〜緑褐色の付着物が見られ、隣接する金属板金には強い赤さびも確認できます。写真だけで屋根内部の状態までは判断できないため、屋根材だけでなく板金・固定部・下地まで確認することが重要です。

この写真で特に注目したいのは、屋根材だけが劣化しているわけではないことです。

金属部分には明確な錆が発生しています。

住宅の屋根診断では、

「苔があるから屋根を塗る」

ではなく、

屋根材+棟板金や役物+固定部+雨仕舞

まで一つの屋根として確認する必要があります。


2. 苔や藻が発生する原因 — 湿気・日当たり・経年劣化

苔や藻状の付着物が発生する背景には、主に「水分が残りやすい環境」と「屋根表面の経年変化」があります。

屋根は紫外線、雨、風、温度変化を毎日受けています。

時間の経過とともに表面の塗膜やコーティングが変化し、汚れや水分が残りやすい状態になることがあります。

日本ペイントも住宅用化粧スレート屋根について、色あせ・変色だけでなく、かびや汚れなどを点検項目として挙げています。

日当たりだけで判断してはいけない

一般的には日当たりが悪く、乾きにくい場所ほど苔や藻が発生しやすい傾向があります。

ただし、

北面だから必ず苔が出る。

南面だから絶対に出ない。

というほど単純ではありません。

周囲の建物。

山や樹木。

風通し。

屋根勾配。

軒の形。

雨が乾くまでの時間。

こうした条件が複雑に影響します。

北九州市でも小倉南区の山に近い住宅と、門司区の海に近い住宅、小倉北区の住宅密集地では、屋根が受ける環境条件は同じではありません。

【現場写真②】広範囲に付着物が見られるスレート表面

写真タイトル:屋根表面に広がった苔・藻状の付着物

写真キャプション:

一部分ではなく、複数のスレート表面に黄色〜緑褐色の付着物が確認できます。この状態では「汚れているだけ」と決めつけず、塗膜の状態、屋根材の割れ・反り、吸水状況などを確認してメンテナンス方法を判断します。

この写真のように広い範囲へ付着物が見られる場合、確認したいのは見た目だけではありません。

塗膜の色あせ。

表面の荒れ。

スレートのひび割れ。

反り。

欠損。

板金の錆。

固定状態。

こうした症状が重なっていないかを確認します。


3. 放置すると起こる危険性 — 吸水→劣化→雨漏りリスク

ここでは誤解されやすい点を整理します。

苔そのものが生えた瞬間に雨漏りするわけではありません。

この点は非常に重要です。

問題は、苔や藻が生えやすくなった背景に「屋根表面の保護性能の低下」が隠れている可能性があることです。

塗膜や表面コーティングの状態が変化すると、屋根材が以前より水分の影響を受けやすくなる場合があります。

さらに乾湿を長期間繰り返すことで、屋根材の状態によっては反り・ひび割れ・欠損など別の劣化が進行する可能性があります。

しかし、ここからも、

「苔→吸水→必ず雨漏り」

と一直線には考えません。

実際の雨漏りには、

屋根材の割れ。

板金の不具合。

釘やビスの固定不良。

防水層の劣化。

雨仕舞の問題。

谷部や取り合い部の不具合。

など、複数の原因があります。

つまりプロが見るべきなのは、苔ではなく屋根全体です。

【現場写真③】軒先側まで広がった付着物

写真タイトル:軒先付近まで広がった屋根表面の劣化症状

写真キャプション:

軒先付近にも黄色〜緑褐色の付着物が集中しています。苔や藻状の付着物だけを除去するのではなく、屋根材の表面状態、重なり、軒先、雨樋周辺まで一緒に確認することが重要です。

特に軒先は雨水が流れていく部分です。

周辺には雨樋もあります。

屋根点検では、

「上から見て苔がある」

だけで終わらず、雨水が最終的にどのように排水されているかまで確認します。


4. 正しいメンテナンス方法 — 洗浄・塗装・早期点検

結論から言えば、最初にするべきことは塗料選びではありません。

最初は屋根材の特定と現況診断です。

STEP1|屋根材の種類と状態を確認する

カラーベスト、コロニアルと呼ばれる屋根でも、製品や施工年代はさまざまです。

現在のケイミューのカラーベストも複数の商品があり、仕様が異なります。

そのため、

「スレートだから全部同じ方法で塗装できる」

とは考えません。

製品、築年数、過去の塗装歴、屋根材の傷み方を確認して塗装可否を判断します。

STEP2|洗浄だけで終わらせない

高圧洗浄は塗装前の重要な下地処理の一つですが、洗浄は屋根材を新品へ戻す工事ではありません。

苔・藻・汚れ・脆弱な旧塗膜などを除去した後、

ひび割れ。

欠損。

反り。

板金。

錆。

固定部。

下地。

などを確認します。

劣化した屋根に高圧洗浄だけ行い、そのまま放置することが最善とは限りません。

STEP3|塗装できる状態なら適切な下塗りから施工する

塗装可能と判断した場合は、洗浄後の下地状態に適した下塗り材を選びます。

例えば日本ペイントも住宅用化粧スレート屋根用塗料について、所定の下塗り材を設定しており、素地劣化が著しい場合に使用する強化シーラーも案内しています。

つまり屋根塗装は、

高圧洗浄



下地確認・補修



適切な下塗り



中塗り



上塗り

という工程で考える必要があります。

そしてスレート屋根では、屋根材の重なり部を塗料で塞がないことも重要です。

STEP4|塗装だけでは直せない屋根を見極める

ここが専門店選びで非常に重要です。

ひび割れや欠損が著しい。

屋根材自体が脆くなっている。

下地に問題がある。

雨漏りが起きている。

板金まで大きく腐食している。

このような屋根では、塗装だけが正解とは限りません。

部分補修。

板金交換。

屋根カバー。

葺き替え。

雨漏り補修。

などを比較する必要があります。

塗り替えステーションでは、屋根塗装だけでなく屋根ふき替え、防水工事、雨漏り補修なども業務として案内しており、屋根診断士・雨漏り診断士・1級建築塗装技能士・1級防水施工技能士などの資格者在籍も公表しています。


まとめ|苔を見つけたら「塗るか」ではなく「屋根が今どうなっているか」を確認する

今回の3枚の実際の現場写真では、

・スレート表面の黄色〜緑褐色の付着物

・色あせ、汚れ

・金属板金の強い赤さび

が確認できます。

しかし、写真だけでは屋根材内部の含水状態、防水層、野地板、雨漏りの有無までは判断できません。

だからこそ、

苔がある → 塗装

とすぐ結論を出すのではなく、

  1. 屋根材を確認する
  2. 苔・藻・汚れの範囲を見る
  3. ひび割れ・反り・欠損を見る
  4. 板金と固定部を見る
  5. 雨漏りや下地の異常を確認する
  6. 塗装・補修・カバー・葺き替えを比較する

この順番で考えることが重要です。

屋根用塗料には、防藻・防かび性能を持つ製品もあります。日本ペイントも住宅用化粧スレート向けの製品で防藻・防かび性能を案内しています。

しかし、どれほど性能の高い塗料でも、傷んだ屋根材や悪い下地を新品に戻すことはできません。

だから塗料より先に診断があります。

そして補修が先です。

「塗って隠すのではなく、直してから守る。」

北九州市・小倉南区・小倉北区・門司区・苅田町・行橋市で、

「屋根に苔が増えてきた」

「屋根の色が薄くなってきた」

「板金も錆びている」

「塗装で本当に大丈夫なのか判断してほしい」

という方は、工事を決める前に一度現在の屋根の状態を確認してください。

良い屋根工事とは、塗る工事をすすめることではありません。

今の屋根に本当に必要な工事を見極めることです。

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