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耐久年数いろいろあるけど根拠は?

2024.12.01 (Sun) 更新

耐久年数いろいろあるけど根拠は?

こんにちは。北九州市を中心に活動している外壁屋根専門リフォーム会社の塗り替えステーションです。いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。

「外壁塗装 耐久年数」や「屋根塗装 寿命」といったキーワードで検索して、この記事にたどり着いた方もいるのではないでしょうか?

外壁塗装や屋根塗装を検討する際、「耐久年数はどれくらい?」「本当にその年数持つのか?」と疑問に思う方も多いはずです。

塗り替えステーションにも、「耐久年数って、実際のところどうなの?」というお問い合わせをいただくことがよくあります。

この記事では、外壁塗装と屋根塗装の耐久年数について、その根拠や影響する要素を詳しく解説していきます。

この記事を読めば、耐久年数に関する疑問が解消し、安心して外壁塗装・屋根塗装をご検討いただけるかと思います。

戸建て住宅の外壁塗装、屋根塗装を検討中の方はぜひ最後まで読んでみてください!

はじめに:耐久年数の重要性と関心の高まり

外壁塗装や屋根塗装は、決して安い買い物ではありません。

だからこそ、「せっかく塗装するなら、できるだけ長持ちさせたい」と考えるのは当然のことです。

近年、塗料の性能向上や施工技術の進化により、外壁塗装や屋根塗装の耐久年数は飛躍的に伸びています。

しかし、一口に「耐久年数」と言っても、様々な要素が影響するため、一概に何年とは言えません。

塗料の種類や施工方法、建物の立地条件などによって、耐久年数は大きく変わってきます。

耐久年数の定義:何を基準にしているのか

そもそも、塗料の耐久年数とは、どのような基準で定められているのでしょうか?

一般的に、塗料の耐久年数は、「塗膜の劣化度合い」を基準に定められています。

塗膜とは、塗料が乾燥してできた膜のことです。

この塗膜が、紫外線や雨風などの影響を受けて劣化していくことで、ひび割れや剥がれなどの症状が現れます。

塗料メーカーは、様々な試験を行い、塗膜がどの程度の期間、劣化せずに機能を維持できるのかを調べ、耐久年数を設定しています。

具体的には、促進耐候性試験と呼ばれる試験方法がよく用いられます。

これは、人工的に紫外線や雨風などを照射し、塗膜の劣化を促進させることで、実際の環境下での耐久性を予測する試験です。

材料の違いによる耐久年数の比較

塗料には、アクリル塗料、ウレタン塗料、シリコン塗料、フッ素塗料など、様々な種類があります。

これらの塗料は、それぞれ耐久年数が異なり、一般的には以下のようになります。

  • アクリル塗料:5~8年
  • ウレタン塗料:7~10年
  • シリコン塗料:10~15年
  • フッ素塗料:15~20年

耐久年数が長いほど、価格は高くなる傾向があります。

それぞれの塗料の特徴を理解し、予算や希望する耐久年数に合わせて選ぶことが大切です。

施工方法とメンテナンスの影響

塗料の耐久年数は、施工方法やメンテナンスによっても大きく左右されます。

  • 施工方法

適切な下地処理や塗装方法を行うことで、塗料の密着性が高まり、耐久年数を延ばすことができます。

逆に、不適切な施工を行うと、塗膜の剥がれやひび割れなどが発生しやすくなり、耐久年数が短くなってしまう可能性があります。

  • メンテナンス

定期的なメンテナンスを行うことで、塗膜の劣化を防ぎ、耐久年数を延ばすことができます。

例えば、外壁や屋根の汚れを定期的に落とすことで、塗膜の劣化を抑制することができます。

気候と環境条件:耐久年数に及ぼす影響

建物の立地条件や周辺環境も、塗料の耐久年数に影響を与えます。

  • 紫外線

紫外線は、塗膜の劣化を促進させる大きな要因の一つです。

日当たりの良い場所では、塗膜の劣化が早まり、耐久年数が短くなる傾向があります。

  • 雨風

雨や風も、塗膜の劣化に影響を与えます。

特に、台風や強風の多い地域では、塗膜が剥がれやすくなるため、耐久年数が短くなる可能性があります。

  • 気温

気温の変化も、塗膜の劣化に影響を与えます。

気温差の激しい地域では、塗膜がひび割れやすくなるため、耐久年数が短くなる可能性があります。

  • 塩害

海に近い地域では、塩害の影響を受けやすくなります。

塩分は、塗膜の劣化を促進させるため、耐久年数が短くなる可能性があります。

メーカーの保証と耐久年数の関係

塗料メーカーによっては、塗料の耐久年数に対する保証を提供している場合があります。

保証期間は、塗料の種類やメーカーによって異なりますが、一般的には5~10年程度です。

保証期間内に塗膜が劣化してしまった場合は、無料で再塗装してもらえる場合があります。

ただし、保証を受けるためには、メーカーが定める施工方法やメンテナンス方法を守ることが必要です。

まとめ

この記事では、外壁塗装と屋根塗装の耐久年数について、その根拠や影響する要素を詳しく解説しました。

耐久年数は、塗料の種類や施工方法、建物の立地条件など、様々な要素によって左右されます。

外壁塗装や屋根塗装を検討する際は、これらの要素を考慮し、適切な塗料選びと施工業者選びを行うことが大切です。

北九州市で外壁塗装、屋根塗装をご検討されている方は、是非この記事を参考にしてください!

北九州市で外壁塗装、屋根塗装をご検討されている方は、塗り替えステーションへおまかせください!