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【外壁塗装】コーキングの劣化について解説!放置のリスクや補修方法をわかりやすく紹介します

2024.11.14 (Thu) 更新

こんにちは。北九州市を中心に活動している外壁屋根専門リフォーム会社の塗り替えステーションです。いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。

「家の外壁のコーキング、なんかヒビ割れてきてるけど大丈夫かな?」

「コーキングってそもそも何?劣化するとどうなるの?」

そう思っていませんか? 外壁塗装を検討する際に、コーキングの劣化は気になるポイントですよね。

この記事では、コーキングの役割から劣化のサイン、補修方法、そして予防策まで、わかりやすく解説していきます。

この記事を読むことで、コーキングの劣化に関する疑問が解消され、ご自宅の外壁メンテナンスに役立つ知識が得られます。

戸建て住宅の外壁塗装、屋根塗装を検討中の方はぜひ最後まで読んでみてください!

2. はじめに:コーキングとは何か?

2-1. コーキングの基本を理解しよう

コーキングとは、建物の隙間を埋めるための充填材のことです。 外壁材の隙間や、窓枠と壁の隙間などに使用されています。 ゴムのような弾力性と防水性を持つため、雨水の侵入を防いだり、建物の動きによるひび割れを防いだりする役割を担っています。

2-2. コーキング材の種類

コーキング材には、主にシリコン系、変成シリコン系、ウレタン系など、様々な種類があります。 それぞれに特徴があるので、用途に合わせて適切な種類を選ぶことが大切です。

  • シリコン系コーキング材: 耐候性、耐熱性に優れ、価格も比較的安価です。
  • 変成シリコン系コーキング材: シリコン系よりもさらに耐久性が高く、塗装との密着性も良好です。
  • ウレタン系コーキング材: 強度が高く、耐久性にも優れていますが、紫外線に弱いため、外壁にはあまり使用されません。

3. コーキングの役割と重要性

3-1. コーキングは縁の下の力持ち!

コーキングは、建物の美観を保つだけでなく、建物の耐久性を維持するためにも重要な役割を果たしています。 主な役割は以下の通りです。

  • 防水性: 雨水の侵入を防ぎ、建物の腐食や劣化を防ぎます。
  • 気密性: 外気の影響を遮断し、室内の快適性を保ちます。
  • 耐震性: 地震などの揺れによる建物のひび割れを防ぎます。
  • 断熱性: 外気との熱の出入りを抑制し、冷暖房効率を高めます。

3-2. コーキングの劣化を見過ごすとどうなる?

コーキングの劣化を放置すると、雨漏りや structural damage のリスクが高まります。 雨漏りは、建物の腐食やカビの発生を招き、 structural damage は建物の強度を低下させ、倒壊の危険性も孕んでいます。

4. コーキングの劣化のサインと原因

4-1. こんな症状は要注意!コーキング劣化のサイン

コーキングの劣化には、以下のようなサインがあります。

  • ひび割れ: 表面に細かいひび割れが入ったり、亀裂が入ったりします。
  • 剥がれ: 外壁材や窓枠からコーキングが剥がれてきます。
  • 肉痩せ: コーキングが痩せて、隙間ができてしまいます。
  • 変色: コーキングの色が変色したり、汚れが目立つようになります。
  • 硬化: コーキングが硬くなり、弾力を失います。

4-2. なぜ劣化する?コーキング劣化の原因

コーキングの劣化は、主に以下の原因によって引き起こされます。

  • 紫外線: 太陽光に含まれる紫外線によって、コーキング材が劣化します。
  • 温度変化: 気温の変化によって、コーキング材が伸縮を繰り返し、劣化を促進します。
  • 雨水: 雨水に含まれる成分によって、コーキング材が劣化します。
  • 経年劣化: 時間の経過とともに、コーキング材の成分が変化し、劣化が進みます。
  • 施工不良: 施工時のミスによって、コーキング材が十分に密着せず、早期に劣化することがあります。

5. コーキングの劣化がもたらす影響

5-1. 雨漏りは深刻な damage に繋がることも

コーキングの劣化によって雨水が侵入すると、以下のような damage が発生する可能性があります。

  • 外壁の腐食: 外壁材が腐食し、強度が低下します。
  • structural damage: 建物の構造材が腐食し、建物の強度が低下します。
  • カビの発生: 湿気が多い場所にカビが発生し、健康被害を引き起こす可能性があります。
  • シロアリの発生: 湿った木材はシロアリの格好のエサとなり、 structural damage を引き起こす可能性があります。

5-2. 光熱費の増加にも繋がることも

コーキングの劣化は、気密性の低下にも繋がります。 気密性が低下すると、冷暖房効率が悪くなり、光熱費の増加に繋がる可能性があります。

6. DIYでのコーキング補修方法

軽度なコーキングの劣化であれば、DIYで補修することも可能です。

6-1. DIYで補修する際の注意点

  • 無理のない範囲で行う: 高所作業や広範囲の補修は、専門業者に依頼しましょう。
  • 適切な材料を選ぶ: 用途に合ったコーキング材を選びましょう。
  • 下地処理をしっかり行う: 古いコーキング材を完全に除去し、下地をきれいに清掃してから新しいコーキング材を充填しましょう。
  • マスキングテープを使用する: 仕上がりがきれいになるように、マスキングテープを使用しましょう。

6-2. DIY補修の手順

  1. 古いコーキング材の除去: カッターナイフやスクレーパーなどを使い、古いコーキング材を丁寧に除去します。
  2. 下地処理: マスキングテープを貼り、下地をきれいに清掃します。
  3. プライマー塗布: プライマーを塗布することで、コーキング材の密着性を高めます。
  4. コーキング材の充填: コーキングガンを使用して、コーキング材を充填します。
  5. ヘラで仕上げ: ヘラを使用して、コーキング材を平らにならします。
  6. マスキングテープの除去: コーキング材が乾く前に、マスキングテープを剥がします。

7. プロに依頼する場合のポイントと費用

7-1. プロに依頼するメリット

  • 高品質な仕上がり: 専門的な知識と技術を持った職人が施工するため、高品質な仕上がりになります。
  • 安全性の確保: 高所作業など、危険な作業を安全に行えます。
  • 時間の節約: 自分で作業する手間が省け、時間を有効活用できます。

7-2. 業者選びのポイント

  • 複数の業者から見積もりを取る: 複数の業者から見積もりを取り、価格やサービス内容を比較しましょう。
  • 施工実績を確認する: ホームページなどで、過去の施工実績を確認しましょう。
  • 保証内容を確認する: 施工後の保証内容を確認しましょう。

7-3. コーキング補修の費用目安

コーキング補修の費用は、劣化の程度や範囲、使用する材料などによって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。

  • 打ち替え: 1mあたり2,000円~4,000円程度
  • 増し打ち: 1mあたり1,000円~2,000円程度

8. コーキング劣化の予防とメンテナンス方法

8-1. 定期的な点検が大切

コーキングの劣化を予防するためには、定期的な点検が大切です。 年に1回程度、外壁や窓枠のコーキングをチェックし、劣化のサインが見つかった場合は、早めに補修を行いましょう。

8-2. 自分でできるメンテナンス方法

  • 汚れを落とす: コーキングの表面に付着した汚れは、柔らかい布で拭き取るか、水で洗い流しましょう。
  • ひび割れを見つけたら: 軽度なひび割れであれば、市販のコーキング材で補修することができます。

8-3. プロによるメンテナンス

  • 定期的な点検: 専門業者に依頼して、定期的にコーキングの点検をしてもらいましょう。
  • コーキングの打ち替え: コーキングの劣化が著しい場合は、プロに依頼して打ち替えを行いましょう。

まとめ

今回は、コーキングの劣化について解説しました。 コーキングは建物の耐久性を維持するために重要な役割を果たしているため、定期的な点検とメンテナンスが大切です。 劣化のサインを見つけた場合は、早めに補修を行いましょう。

北九州市で外壁塗装、屋根塗装をご検討されている方は、是非この記事を参考にしてください!